秋・旬・「新米」

食欲の秋。
秋の三大食材と云えば「松茸」「さんま」そして
「新米」ですよね!(あくまでも主観ですが・・)
釜を開けた時に湯気と一緒に立ち込める香り
甘み、歯応え。おかずが無くて新米だけでも食べれます。
一言で新米といっても日本だけでも色々ブランドが
粘りもっちり感から柔らかあっさりまであり
一部ですがこのようになります。

ざっとこんな感じです。
粘りもっちりは濃い目のおかずに合い、粘りの少ないのは
お寿司のシャリや焼飯などに合います。
まあ、細かくは、その人の好みでいいと思います。

昔は今と違いお米屋さんで買ってました。
お米屋さんはそれぞれのブランドの米をただ売るだけでなく
「ブレンダー」としてお米を各家庭の好みに合わせて
ブレンドしてくれたりもしました。
粘り柔らかの米にあっさりしっかりの米をブレンドしたり。
昔は今ほどの種類が無かったので必要だったんでしょうね。
しかし今でもブレンドすればおもしろいかもしれませんね。

これは新米です!と胸を張って呼べるのは次の年の春ごろ
までと言われていますがその後も1年間は新米です。
その後は2年目は古米、
3年目は古古米と1年づつ「古」が増えていきます。

新米とは違いますが米はアジアがほとんどですが
世界中で食べられています。
日本の消費量なんて50位ですよ。ちなみに1位はバングラディシュです。
でも日本ほど美味しいお米を求めている国はないでしょうね。

そんな世界一美味しい日本のお米ですが私はサラッとした
タイカレーにはインディカ米、パエリアにはジャパニカ米を使っています。
インディカ米は日本の米のような粘りがない事でタイカレーには
よく合いますし、ジャポニカ米は粒が大きく粘りがそう多くないので
パエリアに使います。

余談ですがイタリアのパスタ・スペインのパエリアなど米やパスタに
芯が残るくらいの火加減がいいと言います。
パスタではアルデンテと言いますが、芯の残っている方が
美味しいという事ではなく、芯を少し残す感じで仕上げると
食べる時にはちょうど火が通って良い加減になるという事です。
誤解してたでしょ?知ってました?こりゃ失礼しました!

焼飯は日本のお米がいいんです。食べた時にやはり
っちり感がほしいです。全体的には粘りが無い方が良いので
冷えたご飯を強火で焼きます。
家庭コンロでしたら火が弱くてベチャベチャになると
いう方は卵かけご飯のように全卵で混ぜたご飯を使うと
卵がコーティングされているので粘り出ないでパラパラの
焼飯が出来ますよ。

インディカ米、ジャポニカ米は身近なスーパーでは
見かけた事ないので通販で買わないといけないのが難点です。

最近、直火炊!釜炊など色んな炊飯器が出ていますよね。
中には10万円を超えるものまであります。
8万円を超えるとお米の味が変わると
誰かが言ってました(笑)
うちはそんなにお米を食べないので、炊飯器が無くて
少量をお鍋で炊いています。
そんな高級な炊飯器で炊いたお米は食べた事ないですが、
多量の米を大釜でガスで一気に炊いた時の
美味しさが忘れられません。

懐かしさも味の一つです。。

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